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図10 脊柱屈曲パターンの年齢による変化。

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図11 立位屈曲によるfloor touch度の出現率と加齢変化。

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図12 11.12歳頃にみられる屈曲姿勢。

降は『角C』『角D』『角E』の順に屈曲度が高くなる。しかし、幼児期から思春期にかけては『角D』『角E』は重なり、両者の差は減少する。
『単一角度法f−I』による年齢推移の平均値曲線は、『角E』に類似しているので、幼児期から思春期を除き、『角E』が最も貢献度が大きいといえる。とくに0〜3歳児では、『角E』の屈曲度が高く、図6にしめすように、頭部は“おり重ね”たように下肢につくが。この特徴はすでにKen−dall6)らも指摘しており、抗重力的な機能の未熟さを反映している。幼児期になると急激に『角E』の平均屈曲度が減少する。5・6歳でみられた屈

 

 

 

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